こんばんは、Onisinです。
先日、「夢をかなえるゾウ4」が発刊されたと言うことで、かなりニュースになっていました。私は先日、はじめてパート1を始めて読みました。
世の中には、人生に行き詰まりを感じ、何かを変えたいと思っている人たちがきっと多いと思います。
そんな人たちに“自称インド人の神ガネーシャ“が、その行き詰まりを打開するヒントを具体的に教えてくれる本です。
目次
読んで欲しい人とは
だれが読んでも得るものはあるし、物語としても面白いので、楽しめるのは間違いないと思います。ただ特に読んでほしい人をあげると
- 自分の人生に悲観している人
- 人生の何かを変えたいと思う人
- 何から手をつけて良いかわからない人
この本のあらすじ
主人公が目を覚ますと、突然、目の前に現れたゾウ「ガネーシャ」。なぜか関西弁で話す自称インドの神様。このとんでもなく怪しいゾウの目的は、主人公の「夢をかなえる」ことだという。疑いの目でみる主人公をよそに、最初の”課題”を出してくるガネーシャ。その最初の課題はなんと
「くつみがき」
という至ってシンプルな課題であった。
こんなんで変われるのだろうか・・・拍子抜けした主人公の疑問をよそに、次々に”課題”を出してくるガネーシャ。
数々の課題を実践に移し、その意義を享受していく度に、主人公が少しずつ人としての成長のドラマがあった。
この本を読めば人生が変えられるのか
いえ、この本を読んでも現実は変わりません。
ただ人生を変えるために意識・行動・習慣の角度から大きなヒントが書いてあるのは間違いありません。この本を読んで、人生が変わるかどうかは、読んだあなた自身だということです。
得られるものは、成功マインド
この本の良いところは、インドの神ガネーシャが様々な課題を主人公(あなた)に出します。彼の出す課題に挑戦しながら、この本を読むことによって、一つ一つの成功するために必要な課題の意味を知ることができるでしょう。
また様々な歴史的偉人達の姿勢や考え方を例に、ガネーシャが教えてくれるので、分かりやすく、教養も身につきます。
その一つ一つの意味こそ、成功マインドの基礎です。
読み終えてからが、本当の挑戦の始まり
ガネーシャの課題で得た、成功のマインド(意識や考え方)こそ、私達にとって成功のカギになります。
ただし、カギはカギです。
あなた自身が、ガネーシャの指示なしに自分に何が足りず、何に挑戦していかなければならないのか、具体的に行動していくことこそ、この本の目的です。
課題は難しくない
とはいっても、難しい課題ばかりではないのか?と不安になりますよね。
大丈夫です。ガネーシャの課題は、そのほとんどが日常にありふれた行動から出されています。冒頭で話ました通り、最初の課題は「くつみがき」です。
こういう簡単な課題から、徐々にステップアップし、自信もつくので、本を読み終えるころいは、きっと自信をもって行動できるようになるでしょう。
人生を変える6つのポイント
- 相手を知り、己をしること
- 他人を幸せにしていくことが、価値を生む
- 良い行動を取り入れるために、止めること
- 続けるために環境を変える
- 自分の実力を客観的にわかるようにする~応募をする
- 毎日、感謝する
です。
ここを掘り下げていきます。
相手を知り、己をしること
まずは自分自身と他人との違いを知ることが重要です。
自分には、どんな長所や短所があって、どんな武器を持っているのか。
また、人気の人や店の良いところは真似たり、学んでいくことが大事。
他人を幸せにしていくことが、価値を生む
お金が集まる仕組みというのは、基本的に人が困っていること、嫌がっていることを解決するところに価値があるという意識が大切なんですね。
ですので、課題として、他人を喜ばせたり、サプライズしたりといった課題も出されます。
多くの成功者たちが、時折莫大なお金を寄付したりしますが、この他人を幸せにしていくことが大切であることを知っているんですね。
良い行動を取り入れるためには、止めることが大切
人が平等に与えられているものがあります。
それは、時間です。1日は24時間しかありません。
もっといえば、仕事や睡眠時間を考えるなら、1日のうちで人が自分の時間に使えるのは、6~8時間くらいでしょう。
何か良いことを取り入れようとおもったら、必ず今やっていることとトレードオフ(交換)する必要があります。
たとえば、飲み会の時間、テレビを見ている時間→本を読む時間、勉強する時間
ですから、良い習慣を取り入れようと思ったら、今の自分の娯楽の時間、楽しいことをやめることが大切になります。
続けるためには、環境を変える
現代は、便利な世界になりました。
特に日本はほしいものは、ほとんど手にはいる社会といってよいでしょう。
娯楽もたくさんあります。
何かを始めようと意識したとき、人間は環境に弱い存在ですので、本当に自分に必要なことがあるならば、邪魔になりそうなものをなくすことが重要です。
本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて「具体的ななにかを変えなあかん。
この本を読み進めると、様々な歴史的偉人達の姿勢や考え方を例に、ガネーシャが教えてくれます。
こうして、自分の環境を続ける環境にしていくことを教えてくれます。
自分の実力を客観的にわかるようにする~応募をする
ガネーシャが、ストーリー終盤で出した課題が、この「応募する」ということでした。
応募によって人生が劇的に変わる理由
誰かに才能を認められることで、自分の人生は変わる。自信に満ち溢れるし、周囲の視線も変わる。全身からやる気をみなぎって、それこそ飯食うのも忘れて働ける。働くことが今までよりも全然楽しくなる。人生を変える一番強力で手っ取り早い手段はこれや
このように語っています。
そして、応募こそ、その才能を見出すために、何か世の中に働きかけることであります。
毎日、感謝する
ガネーシャ最後の結論であり、この本の集大成です。
大切な習慣として、常によく聞く内容だと思いますが、ガネーシャが述べる理由が、正直人生で一番腑に落ちた説明でした。
結末は、ご自分で確認してほしいと思いますが、これまで読み進めてきた話もすべて一つに帰結する感じで、この本を読んでよかった~と思わせられた内容でした。
自分自身も行動や習慣を変えることで少しずつ変わり始めた
習慣や考え方の分野は違いますが、自分も習慣を変えて人生が変わる可能性を見出した一人です。自分の場合は、生活習慣を大きく変えたのが昨年2019年だったのですが、
リアルに感じる変化は、
身体的変化
- 体重の減少(13kg痩せた)
- 苦手な食べ物も好んで食べるようになった
精神的変化
- 心の安定(怒りっぽさが少しなくなった)
- 客観的な見方が少しできるようになってきた
- 感情を多少コントロールできるようになった
今度は、ビジネスにおける自分自身の習慣を変えていくことによって、いわゆる成功するということを目標にして新たな習慣や思考作りに挑戦していきます。
最後に
いかがだったでしょうか?
ところで、これまで散々成功について書いてきましたが、経済的に成功することだけが成功ではありません。
成功するために努力することは、自分がよりよく人生を楽しむための”選択”だと思います。
まだまだ自分もその境地には至っていませんが、いかに経済的に、時間的に自由があったとしても、それが一人よがりな人生であったなら、なんと寂しいことかと今は思っています。あくまでも自分が幸せで、さらに周りの大切な人たちが幸せで過ごしてくれるように経済的にも、時間的にも有効に使うことができたなら、それこそ最も価値のある人生ではないか。この本を読んでの結論です。
それでは、今日はこの辺で!最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
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