極度の緊張!何度やってもここぞの場面で結果が出ないひとの特徴と解決思考

緊張克服  Thought 思考

こんばんは、Onisinです。

緊張を緩和する方法は、巷にたくさんあふれていますが、ある特徴を持つひとには、あまり効果がない傾向にあります。

そういうひとにも打開策はあります。しかも簡単に。それは2つ意識を変えることです。

この記事を読んでもらいたい人

  • いろいろな緊張を緩和する方法を試したのに、根本的に治らないひと
  • 完璧に準備をしているはずなのに、なぜかここぞという場面で失敗してしまう人
  • なにをどう変えればよいか分からない人

ここぞという場面で何度も失敗してしまう人の特徴

  • ・まじめ
  • ・人の評価が気になる人
  • ・過去の不安をひきづっているひと

一言でいえば、完璧主義的な考えがある人です。

こういう人は、付け焼刃のような方法で、緊張をほぐそうとしても根本的には変わりません。

なぜ土壇場で失敗してしまうのか

失敗してはいけないという意識が強すぎることが原因です

その意識が強すぎると、目に映るすべての状況が自分の思い通りでなく、ひとつのミスすら後ろ髪惹かれるような思いで、気になってしまいます。

失敗しないことに意識が集中してしまうことの以下のような循環を繰り返します。

  • ー身体が硬くなる
  • ー細かいことでも、ミスすると不安になる
  • ー余裕がなく、受け入れられない
  • ー失敗に意識が流される
  • ーさらに不安になる
  • ーミスがさらにミスを生み大きな失敗となる

という感じで、たったひとつ細かいミスをしただけで悪循環に陥る傾向にあります。

場数が増えれば、できるようになる?

よく言われていることは、“経験を踏めば慣れる“と言われます。

もちろんある程度、状況の改善には役に立つと思いますが、ただ場数が増えただけでは、ただその状況で緊張感がなくなっただけです。

緊張感がなくなると、準備不足などの別の問題が発生しやすくなりますので、ここで話すタイプの人は、本質的にはうまくはなれない可能性があります。

では、回数を増やしただけでできるようにならない完璧主義な人はどうすれば良いのか

緊張してもよいことを理解する

物事に緊張するとは本来人間にとって、大切な反応です。

なぜなら、その出来事に対して身体が頑張ろうとしていることの現れだからです。

緊張感が自分の実力の妨げになる人が大半なことから、緊張感は悪だととらえられる傾向にあるのは当然だと思います。

フィギアスケートで有名な安藤美姫選手は、緊張がなければ良い仕事はできないと言われていました。

緊張は自分のパフォーマンスに大きく影響を与えます。

しかし、高いパフォーマンスを出す人たちは、間違いなく緊張感を味方にしています。

何が緊張感を味方につけるきっかけになるのか

それは意識の違いです。

意識の向く先が変わるだけで、驚くほど緊張感に違いが現れます。

何千人もの聴取の前で、素晴らしいスピーチをするひとも、自分の意識の向きをコントロールすることがうまいひとなのです。

たとえば、人前で話しているとき「観客はかぼちゃと思え」という思考法はきいたことがある緊張緩和法だといえます。

要するに見られてる意識から、まるでかぼちゃ畑で練習していることをイメージする、意識する方向性を変換することに意義があります。

成長を目標にする

「失敗しても良い」「失敗が成長につながる」という意識をもつだけで、実際に失敗する確率は大幅に低くなるという研究結果があります。

能力を発揮することを阻害する最大の要因は不安感である

とコロンビア大学のハイディ・グラント・ハルバーソン氏は語っています。

つまり成長を目標にすると、失敗するという不安から解放され、仮に失敗したとしても失敗の落胆から守られます。

どう見られるかより、どういう役割を担うか

結果を出す事に集中しすぎない意識の持ち方として、自分がどういう役割を果たすことができるかという意識を持つことが重要です。

そう意識することによって、個への意識が、全体意識に変換されます。

進行する課程で、多少のミスがあったとしても、大きな役割を持っているため

そのことで余分な肩の力が抜け、パフォーマンスが格段に上がります。

この意識の持ち方は、実は、現・ソフトバンクホークスの三軍監督の藤本博史氏に直接聞いた意識の仕方です。

藤本監督は現役時代、本塁打において偉大な成績を残した選手でした。

結果が求められる超満員のスタンドで、緊張感あふれる中で藤本監督が意識していたことは

  • ホームランを打つ
  • ヒーローになる
  • 結果を出す

ではなく、自分の果たすべき役割は何なのかだったそうです。

この2つの意識を変えるだけで、効果があるのか

私はこの思考法を人前で話すことなどに応用しています。

基本的に人見知りですが、なぜか人前で話す中心的な役割をすることが多いです。人数も数人~数百人単位で。

しかし、問題が一つ。

私は、極度の緊張しいだったのです。

緊張しないために呼吸法や身体法、様々な方法をためしてみましたが、根本的な解決にはならない解決法ばかりでした。

そんな私が、たった2つの意識を変えるだけで、見違えるように人前での緊張感を感じなくなりました。

いや、緊張はしています。

ですが、この緊張感をうまくモチベーションに転換できるようになりました。

意識を変えればすぐにできるか

この2つの意識をもつようになって、最初の頃はうまくいきませんでしたが、数回繰り返すとスピーチ中でもこの意識が途切れることなく、持続させることができるようになってきました。

長年、緊張にたいして悩んできた私が出した結果だったからこそ、是非同じ悩みで苦しんでいる人に、ためしていただきたいとおもいます

終わりに

以上、極度の緊張に悩まされてきた人でも、克服できる思考法をご紹介しました。

緊張は本当にやっかいですが、味方につけることができれば、これほどパフォーマンスを上げてくれる力もないと思います。

緊張を味方にして、もっともっとやりたいことに挑戦してください。

それでは、本日はここまで。

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